航海士の生活

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港から港まで、何日もかけて走る船や、一日に何回も港に入る船など、船によって全く違いますが、
航海士が船の上で、普段どのようなサイクルで仕事し、生活しているかを紹介します。ここでは、24時間走るとして、紹介します。

一日の流れ

ワッチ(当直)

一日を4時間ワッチ8時間休憩のローテーションで、3直で回してます。

2航士が0時から4時、12時から16時(ゼロヨン

1航士が4時から8時、16時から20時(ヨンパー

船長が8時から12時、20時から24時(パーゼロ)

のワッチに立ちます。

2航士を例に挙げると、こんな感じです。

このように、ワッチ以外は自由なので時間の使い方は自分次第でなんでもオッケーです(^^♪

飲酒も次のワッチに影響がなければ、オッケーです、毎ワッチ後に飲む人もたくさんいます。
誰にも文句言われません(笑)

食 事

大きな船は司厨長が乗っています。
749t型にも乗っている船もあります。

 司厨長あり 司厨長なし
 司厨長が行ってくれる買い出し
 自分で行く
支給された食糧金で
ワッチ以外の時間や仮バース
 司厨長のメニュー
司厨長の好み、腕によ
栄養バランスがいい
料理
  
好きなものを食べられる
メニューがマンネリ化
時間がないときは面倒

栄養が偏る
  
食堂で食べる
食事
 時間、場所は自由
好きなときに、自分の部屋で動画やゲームをしながら食事もできる
 司厨長がしてくれる片付け
 自分で洗う

司厨長がいる船は、作ってもらった食事を食堂で食べ、食器も司厨長が洗ってくれるので、調理と食器洗いの手間がなく、そのぶん自分の時間が作れます。

ひこやん

だいぶ自分の時間が作れるし、買い出しに行く必要もなし!

私が乗っている船は、自炊しないといけない船で、一人一台家庭用の冷蔵庫があります。

冷蔵庫の在庫と買い出しに行ける港への入港までの日数を考えておかないといけません。

ひこやん

買い出しのタイミングしくったら、こんな悲惨な目に…。

当番で全員の食事を作らないといけない船もあります。
これは、ものすごく大変らしいです。

食糧金は、会社によりますが、一日1300円から2000円出ます。

乗船中のみ支払われる会社365日支給される会社や、米、調味料は会社が負担してくれるところなど、いろいろあります。

料理が苦手な人でも、冷凍食品やレトルトものでなんとかなります。

全部、コンビニ弁当を冷凍して凌いでる人もいます(笑)

終わりに

今回は、24時間走ったときの一日の流れについて紹介しました。

出入港がある場合、荷役がある場合、仮バース(荷役以外で補給のための岸壁)に入港する場合には、また違うサイクルになります。

食事も、司厨長がいるのかいないのか自炊なら食糧金の支払いはどうなのか、会社や船によって全然違います。

生活する上でとても重要なので、就職する際に資料だけではわかりづらいので、面接のときによく確認してください。

私も、民間船初めてだったので、後になって同僚から他の会社はこうよ~って聞いて、えぇ~っ!ってなりました。

初めてだから、なにもわからないですもんね(*_*)

これからも、私と同じような人たちのために、たくさん記事を書いていきます。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

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